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光を感じる

 朝日に照らされた市街、遠くの方がぼんやりとしています。昨日から黄砂が飛来しているそうです。もうそんな季節になったんですね。 

 9日は七十二候で「黄鶯睍睆(こうおうけんかんす)」、14日は「魚上水(うおこおりにのぼる)」
 黄鶯(うぐいす)の初音が聞こえてきたり、暖かくなった水の中に魚の姿が見えてきたりと、生きものたちの活動にも春の訪れを感じさせるころです。
 
 先日、長野から帰省中の知人と会ったのですが、そのときの彼女の言葉
 「冬があるから春のおとずれがうれしい」

 思わずうなずきました。佐藤初女さんも「地球交響曲第二番」の中で、同じ内容のことを語られています。

 一年中快適な場所での暮らしを否定するわけではありませんが、やはり変化が無いことには停滞感を感じます。
 日本の変化に富んだ気候が、そこに住む人々の生活にあるときは穏やかに、あるときは激しく影響を与え、人々の生活様式、言葉など、つまり日本の文化を生んで育んだわけです。日本各地にあるおいしいもの、素晴らしいまつり、個性的な方言、伝統工芸。どれも長い年月を経て磨かれてきたものばかりです。

 本当の豊かさとは、変化を柔軟に受け止めてそれにせいいっぱい対応していく、その姿勢から生まれてくるものなんだと感じました。

 そして今、いろんな意味で苦しい時代だからこそ、また新しく何かを生み出すチャンスなのかもしれません。そう考えると、今の状況は「問題」ではなく、この時代に生きる私たちへの「課題」なのだと受け止められます。

 「夜明け前が一番暗い」といいます。英語でも同じ表現があります。
 “Night is darkest before the dawn.”映画「ダークナイト」の中にも使われていました。

 春の訪れに希望の光が重なって感じられた朝でした。
 

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